ネット通販の受取方法について※上手に使い分けるには?

ネット通販の受け取りが便利になった

ネット通販は現代のライフスタイルに欠かせない存在となり、その宅配方法にも大きな変革が起きています。
運送業者に受け取りの都合を合わせる必要があるストレスから解放され、利便性が格段に向上しました。
こうした変化の背景には、ネット通販の需要増加に伴い、運送業者の負担が増大したことが挙げられます。
そのため、コンビニエンスストアや専用の宅配ロッカーを活用することで、顧客の利便性を高めつつ、配送業者の負担を軽減する取り組みが増えています。

 

 

どんな受取方法があるの?

大手ネット通販企業は、利用者により便利な選択肢を提供するために、さまざまな配送方法を提案しています。
以下では、代表的なネット通販企業の新しい受取方法を紹介します。

 

楽天市場

楽天市場では、コンビニエンスストア(ローソン、ファミリーマート、サークルK、サンクス)での受け取りのほか、全国主要都市の駅などに『楽天BOX』という専用のロッカーが設置されています。
さらに、東京都内の郵便局にも受取ロッカーである『はこぽす』が導入され、今後の拡大が計画されています。

 

Amazon

Amazonでは、『店頭受取』を選択するとコンビニエンスストア(ローソン、ファミリーマート、ミニストップ)やヤマト運輸の営業所での受け取りが可能です。
2015年10月からは、『当日お急ぎ便サービス』として、注文画面でファミリーマート店舗を指定することで、全国約7100店舗のファミリーマートでその日のうちに受け取れるサービスも提供されています。

 

omni7(オムニセブン)

セブン&アイ・ホールディングスが運営する『omni7(オムニセブン)』では、注文した日に関東地域の約7000店舗のセブン‐イレブンや関連店舗での『お急ぎ受取りサービス』が利用できます。
また、セブン‐イレブン店舗では無料での返品・返金サービスも提供されています。

 

色々ある受取方法を上手に使い分けよう

ネット通販での受け取り方法は、コンビニ受け取りや通販専用の宅配ロッカーなど、様々です。
それぞれの特徴を知って、利用シーンに合わせて使い分けましょう。

 

コンビニ受け取り

 

コンビニ受け取りは、24時間営業のコンビニで受け取れる便利な方法です。
日本中のコンビニで利用できるため、住んでいる場所に関係なく利用可能です。
仕事帰りに寄って受け取ることもできますし、一人暮らしで自宅への配達が不安な人にも安心です。
ただし、受け取りの際には専用端末の操作や身分証明書の提示が必要な場合がありますので、注意が必要です。

 

通販専用宅配ロッカー

 

通販専用の宅配ロッカーも便利な受取方法の一つです。
コンビニ受け取りと同様に24時間利用可能で、誰にも会わずに受け取れます。
自宅の住所や購入品を他人に知られたくない時に便利です。
ただし、設置場所がまだ限られているため、利用可能なエリアを確認する必要があります。

 

どちらの受取方法も、利用できる荷物のサイズや受取期間、対応ショップに制限があることがありますので、利用前に確認しておくことが大切です。